(株)艶金の脱炭素経営

染色整理は非常に多くの水、エネルギー、化学薬品を使用します。

染色処方は一般的に高温浴にて着色を行いますが、糸素材により温度・pH・使用染料・薬品、染色時間が異なります。ファッションの多様化により複数の素材を使用した繊維生地の染色加工が一般的であり、使用する染料、助剤管理は煩雑です。


地球環境への大きな影響を及ぼしかねない省エネルギー、完璧な排水処理等は、染色整理業を行う以上は、企業の最優先責務です。


2019年には、地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出量の現状把握を行い数字を公表し、今後の野心的な削減目標と合わせて脱炭素経営の宣言を行いました。これは、企業経営の土台となる方針であります。

再エネ100宣言

株式会社艶金は、

会社で使用する電力を100%再生可能エネルギーに転換することを、「再エネ100宣言 RE Action」を通じて宣言しました。

省エネルギー型ハイブリッド染色機

染色は、大量の水の中に生地を泳がせ、60~130℃まで温度を上昇させ、数時間かけて行うため、莫大なエネルギーを必要とします。

過去から省エネルギータイプの染色機の導入を進めていますが、特に近年では染色機メーカーとの共同開発により素材に適した省エネルギー型ハイブリッド染色機を導入するなど、積極的に省エネルギーに取り組んでいます。

バイオマスボイラー

昭和62年という早い時期に当社はバイオマスボイラーへの燃料転換を行い、カーボンニュートラルを実現しています。

かつて二酸化炭素を吸収し続けた木材を燃やしているため、二酸化炭素が排出されてもトータル的に増やさない仕組みです。


現在でもバイオマスボイラーの利用により、環境配慮型染色整理工場というビジネスモデルの確立を可能にしています。

当社のバイオマスボイラー

排水処理

新興国の染色加工工場において排水が未処理のまま、あるいは部分的な処理だけで、それもたいていは違法で河川に放流されていることが報道されています。その結果、河川の水温が上がり、pH値が変化し、染料薬品に含まれた塩分・金属が水中に残留します。知識が乏しかったり、認識はしていても違法がまかり通ることが、エネルギー、染料薬品の使用量が莫大であるため、地球環境に大きなダメージを与え続けています。


当社の染色排水処理は、工場開業と同時に自前での高度な排水処理設備を有しています。すばらしい水の恵みを利用すると同時に綺麗に戻して放流する責任があると思っています。

段ボールコンポスト ・TSUYAKIN FARM

当社では、2019年より社員食堂で出る生ごみを毎日段ボールコンポストですべて堆肥化しています。それを使用して、敷地内に畑をつくり野菜を育てています。(TSUYAKIN FARM)収穫した野菜を社員に配ったり、その野菜を使って社員用の昼食を作ったり、循環型のサイクルを社内でも実践しています。