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春の訪れ ~うめの色~
こんにちは!KURAKINチームです。
2021年が始まって早くも一カ月が経とうとしています。もうすぐあっという間に2月です。
2月は春を目の前に少しずつ季節が変わっていく時期です。2月3日の立春を過ぎると、寒さのピークを超え、徐々に春の気配が感じられる頃になるそうです。
まだまだ寒い中にも、一瞬ふと感じる次の季節の小さな芽生え。人それぞれに春の始まりを告げるものはあるのでしょうが、その代表的なものは梅の花でしょう。
梅は2月の季語でもあり、古くから春の始まりの象徴として多くの先人たちに親しまれてきました。
今回はそんな梅の花にまつわるお話をご紹介します。
「ゆきのした」─雪をかぶった梅の色
梅は、まだ寒い中、他の花より先んじて真っ先に咲くことから、花の兄と呼ばれています。しかし、しばしば咲いた後に雪が降ることもあり、香雪、氷花など、雪にまつわる異名もあります。
色といえば、平安時代、人々は季節とともに変化してゆく色彩を敏感に感じ取り、表地と裏地の配色で四季折々の風物をあらわす「かさねの色目」を衣に取り入れて楽しんでいたそうです。その配色の組み合わせの1つに、まさにこの「雪をかぶった梅の花」を表現したものがあります。
表地が白で、裏地がうすい紅色。
真っ白な雪と、その下に咲くピンク色の梅の花を表していて、またこの紅色のことを「雪の下(ゆきのした)」と呼んでいたそうです。
雪をかぶりながらも、暖かくなるにつれたくましく咲き出して、見事な満開を迎える梅の花に、多くの人が魅了されていたのだろうな、と思います。
古くから紅白の組み合わせはおめでたい色とされてきましたが、それはもしかするとこんな趣ある風景が関係していたのかもしれませんね。
のこり染のうめ
のこり染にも「うめ」の色があります。のこり染の場合、花ではなく梅酒をつくった後の梅で染められているので、花のような紅色ではありませんが、グレーがかった綺麗なピンク色です。KURAKINのおすすめはタオル類。使うたびにうすいグレーピンク色が安らぎを与えてくれます。また春のギフトとしてもおすすめです。
2月は、ちょっぴり早い春のおめでたい訪れをぜひKURAKINと一緒にお祝いしてみませんか?
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