おおがきSDGsストリート2021

こんにちは!KURAKINチームです。

先日3月13、14日と行われた、おおがきSDGsストリート2021。私たちは去年から大垣桜高校でSDGs特別授業をさせて頂き、生徒さんにたくさんの作品を作ってもらいましたが、それを今回のイベントで展示しました。

SDGs特別授業経緯については以下よりお読み頂けます。

大垣桜高校生徒考案「エコな布製品」発表!グランプリ作品は?

生徒さんたちの想いがつまった作品たち
たくさんの人たちが足を止めてくれました。

会場には、高校生たちが考案したエコな布製品がすべて展示されました。

学校の先生や生徒さんからも感想を頂きました。

先生(服飾デザイン科 澤田尚子先生)のコメント

「世の中が変わるきっかけになるような商品づくり(地球環境保護・新しいデザイン等)に取り組めたことは、未来を担う生徒たちにとって貴重な体験でした。新たな環境教育の形を見出すことができました。」

奨励賞授業グループの生徒のコメント

・若い世代(10代)に向けて作成。理由はのこり染を通して衣類の大量廃棄問題など環境問題(SDGs)を知ってほしい。

・ポイントは可愛らしくポップなデザイン、すべてのデザインに 差し色を入れ、派手な色と地味な色が調和をするようなデザインにした。

・サイズは2種類あり、様々な用途で使用できるように考案。

・グループで試作まで行い、試行錯誤話し合いを行い更に絆が深まった。

・商品を作るまでの長い道のりを知り、勉強になった。

また、今回のグランプリ作品は、「パッチワーク Kinnchaku」に決定しました。様々な素材を組み合わせるパッチワークの手法で巾着を作り、そこにフリルなどの装飾を加えた、高校生ならではの可愛らしさが発揮された作品です。

アーティストの清水さんからは、「そもそもパッチワークそのものが布地が貴重だった時代の生活の知恵であり、物を大切にするとてもエコな行為。おしゃれもそんなルーツを持つのなら、より多くの人々の心にこれからもっと花を咲かせられるのでは。また、色々な異なる人々や生き物たちまで含めてそれこそパッチワークになっているのがこの世の中。だとしたら可愛さやあるいは弱さも立派な機能である。」といったコメントが伝えられました。

パッチワークという昔からあるエコな手法に、今を生きる若者たちが思う「おしゃれさ」がたっぷり融合された、素晴らしい作品。この調子で進んだ方が楽しみという意味でグランプリ作品(『提案 for the future !』奨励賞)とさせてもらいました。

アーティスト・清水温度さんとのトークセッションも

会場では清水さんとのトークセッションも行いました。今回の授業での様子やそれらを通して我々が感じたことを話しました。

清水さんからは、「長い目で大垣高校の皆さんの今後に期待し、より大胆に自分たちが本気で考えるモノやコとを通した社会とのコミュニケーション『提案 for the future』をぜひ引き続き行っていきたい」とのコメントが。

高校生がもつフリーな発想は、当社にとって新鮮かつ新たな気づきであり、彼らの発想がどんどん取り入れられる社会に希望が持てると感じています。

今回の授業は一旦区切りを迎えましたが、我々の挑戦はまだ続きます。これからの社会を担う若者たちがより暮らしやすい世の中を作っていけるよう、日々精進して参ります。

高校生のみなさん、そして先生方、ありがとうございました。


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